株式会社 栗田マーケティング・アンド・マネジメント

栗田コラム<ベトナム編>

2021.10.31

私は大手造船会社に9年間海外のプラント輸出に従事、その後大手商社で27年間、その後現在の会社を立ち上げ20年間、これまで北米・中南米・アジア・中近東・アフリカをカバーする、その数40か国以上で多くの海外ビジネスおよびプロジェクトに従事してきています。

これらのノウハウが現在の仕事に生かされ国内外のお客様から高い評価を得て来ておりますが、私の仕事は「皆さまの仕事を作る」ことにあり、これまで国内外のビジネス、文化双方に精通したマーケティングコンサルタントとして多くの市場を開拓してきています。

さらに私は世界各国の経済活性化を目的とした経済特区・工業団地の開発に精通していることから、2010年から約10年に渡りJICAの専門家としてアフリカのモザンビーク、カンボジア、パレスチナ、イラン、バングラデッシュにおける経済特区・工業団地の開発計画の立案などについて発展途上国に支援を続けてきました。

 

ベトナムでは1993年に大手商社の駐在員として派遣され、ベトナム戦争後もインフラの整備されていないハノイを中心とする北部ベトナムで、ベトナム政府の強い要請で初めての日本企業の誘致を行い(第1号はペンタックス(株)(現在:リコーイメージング(株))、第2号 つくばダイカスト工業(株)、第3号 住友電気工業(株)、第4号 (株)島津製作所、第5号 日野自動車(株)の誘致)、これがきっかけで、日本で初めての工業団地の開発が行われ、結果としてベトナムの経済発展に大きな貢献としたとしてベトナム政府から高い評価を得て表彰も受けました。もし、かかる日本企業の進出が遅れたとしたらベトナムの発展は5年10年は遅れたと言っても過言ではありません。

また当社は環境保全には極めて積極的な活動を行っており、ベトナムでも初めての管理型総合廃棄物処理場の建設や産業廃棄物の処理について長年指導をしてきました。